2016年9月29日木曜日

福祉学習(教育)の根っこ


今日は高砂市で福祉教育推進会議でお喋りでした。

市内の小中高の福祉教育担当の先生方に講演です。


学校での福祉教育といえば、

車いすの体験やアイマスク体験、

点字や手話、赤い羽根募金。

というイメージが出てきます。


実際に現場で取り組むときに

きっかけ作りとしてはいいと思うのですが、

「なぜ、それらのことに取り組むのか」

そこのところが 大切なんです。

というお話しをさせていただきました。


福祉のお話しですから、

「社会のみんなが幸せに暮らすためには」

がテーマです。

「自立」=「その人らしい暮らしの実現」

色々な理由で、例えば

障がい、災害、貧困、、、等々

で、その人らしい暮らしが困難な状態の時に

何があれば、どうすれば、その人らしい暮らしに近づいていくのか?

そのための手段・方法が車いすであったり、点字や手話出逢ったり

募金活動だったりするのです。


根拠の部分を伝えずに

体験活動だけをしても

本来の意味で得る物は少ないと考えています。

ぜひ、福祉の考え方の根っこの部分も一緒に伝えて欲しいと思います。

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