詳しいことは書けませんが、
障碍が進んできて重度になってくると、
自分でできることが減ってきて、
社会に対して「何もできない」という思いが強くなり、
自尊感情が減退することが起こることがあります。
当然といえば、当然なことかもしれませんが、
生きる気力がなくなってきた方と向き合うことは、
大変なエネルギーを使う仕事です。
また、つらい作業でもあります。
すると知らず知らずのうちに、
そのクライアントとの距離を広げようとしたり、
広げようとはしなくても、しっくりいっていないように感じたり、
援助者自身が、役に立てていないと感じて
専門職としての自尊心を減退させることにつながります。
そういった時には、
そのクライアントと向き合うことではなく、
そのクライアントがどのような景色を見ているかを
一緒に眺めてみる気もtが必要だと思います。
そうして、話を聴かせてもらうと
受容と共感がしやすいように感じます。
そう、クライアントの「自己評価サポート」を試みるのです。
よく使われる「寄り添う」とはこういった意識から出てくるのではないでしょうか。
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