2016年9月18日日曜日

クライアントの気持ちに寄り添うということ・・・


今日は、午前と午後に面接が一つずつありました。


詳しいことは書けませんが、

障碍が進んできて重度になってくると、

自分でできることが減ってきて、

社会に対して「何もできない」という思いが強くなり、

自尊感情が減退することが起こることがあります。


当然といえば、当然なことかもしれませんが、

生きる気力がなくなってきた方と向き合うことは、

大変なエネルギーを使う仕事です。

また、つらい作業でもあります。


すると知らず知らずのうちに、

そのクライアントとの距離を広げようとしたり、

広げようとはしなくても、しっくりいっていないように感じたり、

援助者自身が、役に立てていないと感じて

専門職としての自尊心を減退させることにつながります。


そういった時には、

そのクライアントと向き合うことではなく、

そのクライアントがどのような景色を見ているかを

一緒に眺めてみる気もtが必要だと思います。

そうして、話を聴かせてもらうと

受容と共感がしやすいように感じます。


そう、クライアントの「自己評価サポート」を試みるのです。

よく使われる「寄り添う」とはこういった意識から出てくるのではないでしょうか。

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