2014年6月10日火曜日

対人援助の関係性


他者と関係を作っていくということは、

相手のことを理解していくこと?

自分のことを理解してもらうこと?


両方だと思います。


対人援助者としては、


相手(クライアント)のこととは、【アセスメント】

クライアントの話す困りごとを入り口に、

困りごとに関する具体的な状況、

そのことに関するクライアントの思いや考え、

もともとのクライアントの思いや価値観。


自分のことを理解してもらうとは、

援助者としての立ち位置、役割。

要するに自分はあなたに何をする人か。

ということを理解してもらうことです。【自己紹介・ポジショニングの理解】

もともとの援助者の思いや考え方は、

自分自身が理解しておくことです。【自己覚知・自己受容】


その関係性を、先ず、押さえておかなければなりません。

2014年6月9日月曜日

どのような状況にあっても個別性は重要


今日は午後から

いきいき堺市民大学でお仕事でした。

シニア層の学びの場で一般講座の後に

いくつかの線も音コースに分かれて学びを深めます。


私がお世話になったのは、

「傾聴力養成講座」というコースの4回目で

「災害時に伴う心身の変化の理解」というテーマです。


こういったテーマをでは、

被災した人の心身の特徴を取り上げるのですが、

大切なことを見落としがちなのは、

「被災していいない人とは、どういった心身の状況なのか」ということです。


人とはそもそもどのような存在なのか、

どのような傾向があるのか、

もちろん個別性は非常に豊かにあるのですが、

被災とい特別な状況のことを考えるときに、

被災していない状況を知らなければ

その特徴は見えてきません。


そして、そこにも個別性はあるということを

肝に銘じておく必要があります。


被災しようがしまいが、人は人。

されど、どのような状況にあっても

唯一の存在としての個人なのです。

2014年6月8日日曜日

困っているのは誰で、なぜか?


対人援助者は、

困っている人(クライアント)の支援をします。


「難しいなぁ」と感じるケース。


先ず、誰が困っているのでしょうか?

「もちろんクライアント」・・・

主訴は確認しましたか?

そう、本人が表明する困りごと。


主訴を聞いただけで

その人の困りごとをっわかってしまってませんか?


クライアントや環境・物語等も含めて

ある程度はアセスメントしませんと


相手の望んでないサービスを押し付けて、

「上手く行かない」って嘆いてみても、、、

援助者から見て不十分に思えても

クライアント自身の力で何とかしのげているような場合、

クライアントが困っているのではなくて、

援助者が困っているのですよね。(笑)

2014年6月6日金曜日

気分転換は大事!


本日は、

朝からボーっとした感じで、

体調がいまいち。


朝ごはんの後片づけ等して、

レジュメ作りをしようとするが、

いい感じでイメージできない。


今回は、

レジュメというより

遊び心満載の

アーティスティックな感じにしようと

A4の紙にキーワードを散らばせてみるが、

ぴったしの言葉が浮かんでこなくて、

書いてみても、すっと落ち着かない。


そうこうしているうちに

お昼ご飯食べながらもいろいろ思案、、、

えーい、気分転換。


ピースの毛づくろいした後、

家じゅうの掃除機かけをする。

1時間強かけて、、、結構汗かいて。


気分一新、

一気にレジュメ仕上げて、

とっとと送っちゃいました。


たまには違うことすることで

頭の中、入れ替えることで

作業が進むこともありますね!!


2014年6月5日木曜日

自己決定と理解してくれる人


今朝のNHK朝の連ドラ「花子とアン」で

主人公の花の妹、ももが、

父親の持ってきた縁談を受ける決心をしました。

ももは朝市という青年が好きですが、

朝市は花を想っていることに気づきます。

朝市に自分の思いを告げた後で父親の進める縁談を受け入れるのです。


ドラマの中では、

ももの複雑な心境が上手に描かれているのですが、

テレビを見ながら感じたことは、

人は人生の中で自分の一番の思いとは違う選択、

不本意な選択をせざるを得ないことがある。

ということです。


そこで重要なことは、

選択させられたではなくて、

自ら選択したのだという意思です。

一番ではなかったかもしれませんが、

自分で選んだということが重要です。

そのことが、前へ進む力になるのだと思います。


とはいえ、辛さはあります。

その時に、ももの行動も気持ちも両方を受け止めてくれる。

解決はしてくれませんが、

そうせざるを得ない状況も矛盾した心も、

しっかり受け止めてくれる母親、ふじ。


しっかりと抱きしめて、よしよしとしてくれる。

そういう存在が要ればこそ、

逆境ともいえる自身の選択に立ち向かえるのだと感じました。


クライアントにとってそういう状況で、

誰が不治の役割を担えるのかを洞察することは

思っているよりも重要かもしれません。



2014年6月4日水曜日

考えて言語化してみること


ブログをサボっていた間も

兵庫県老人施設新任職員研修や

「はちぶせの里」という施設の内部研修、

但馬での「稲松塾」に指導者養成研修修了生の合同研修

昨日は流通科学大学の「ケアマネジメント論」8回目。

と、色んな研修に関わらせていただきました。


どれも基本的な学びです。

どの研修をとっても、一方的に話していることはなく、

かならず質問します。(受講生からは「当てられる」と云われますが)


私が、研修の中で質問するのは

正解を答えて欲しいのではなくて、

質問の意味を、そして答える内容を

「考えて」ほしいからです。

学習するという行為は、

能動的だからです。


そして、

考え付いたことについて

「言語化」してほしいのです。


インプットとアウトプットの間には

かならず「考える」という作業があるからです。

そして、伝える前にも

「どのように表現しようか???」

と「考える」作業がともなうはずです。


対人援助の実践でも

面接の中で、常にこれと同じ作業が繰り返されているのです。

質問に答えるということ時代が、トレーニングなんです。

2014年6月3日火曜日

あららの日々でした。


しばらくブログの更新をサボっておりました。

何か事情があったわけではなく、、、

あらまぁ、なことをやっとりました。


29日は午後から介護支援専門員の

専門研修Ⅰの講師説明会に出席し、

事務局と講師陣の懇親会で2次会まで参加。

山陽電車の特急終電で帰宅のはずが、

何故か目覚めたら「姫路」。

やむなく姫路のビジネスホテルに泊。


30日の朝方に帰宅し、

午後に向けて県北部:但馬に向けて出発。

お昼から“はちぶせの里”の内部研修。

17時から、竹田(天空の城で有名になった)の真生園で、

稲松塾(中堅職員中心の基礎ゼミ)。

その日のうちに帰宅し、


31日は兵庫県介護支援専門員協会の

指導者養成研修4期生の終了後の研究発表会&合同研修会。

お泊り企画にて、

翌6月1日も合同研修企画の演習。


2日は愛車の車検。

それとは関係なく、2日くらい前からの左股関節痛が悪化。

湿布にて様子を見ながら、夕方に面接1件。


そして本日は、大学の講義の日。

何となくバタバタとしておりましたが、

姫路への寝過ごし事件辺りから、

日常の中で、「あらら」という感じのことが起こる日々でした。

股関節の痛みも大分軽減し、

資料作り以外にパソコンに向かっております。


こまめにブログをチェックされている方には

申し訳ございませんでした。