主人公の花の妹、ももが、
父親の持ってきた縁談を受ける決心をしました。
ももは朝市という青年が好きですが、
朝市は花を想っていることに気づきます。
朝市に自分の思いを告げた後で父親の進める縁談を受け入れるのです。
ドラマの中では、
ももの複雑な心境が上手に描かれているのですが、
テレビを見ながら感じたことは、
人は人生の中で自分の一番の思いとは違う選択、
不本意な選択をせざるを得ないことがある。
ということです。
そこで重要なことは、
選択させられたではなくて、
自ら選択したのだという意思です。
一番ではなかったかもしれませんが、
自分で選んだということが重要です。
そのことが、前へ進む力になるのだと思います。
とはいえ、辛さはあります。
その時に、ももの行動も気持ちも両方を受け止めてくれる。
解決はしてくれませんが、
そうせざるを得ない状況も矛盾した心も、
しっかり受け止めてくれる母親、ふじ。
しっかりと抱きしめて、よしよしとしてくれる。
そういう存在が要ればこそ、
逆境ともいえる自身の選択に立ち向かえるのだと感じました。
クライアントにとってそういう状況で、
誰が不治の役割を担えるのかを洞察することは
思っているよりも重要かもしれません。
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