2013年5月31日金曜日

ブルガリア戦を観て感じたこと


昨日は、
OFFで買い物とピースの散歩以外は家におりました。

晩、サッカーのブルガリア戦を観ていました。
晩ご飯の段取りをしながらだったので
後半の途中くらいしか観れていないのですが、
0-2で負けてました。

観ていて
「面白くないなぁ」と感じたのは、
日本がすぐにボールをバックスに下げてしまうこと。
なかなか相手陣地に進まないことでした。
(素人の私が見ても攻めあぐねている感じ)できるかぎりかいひ

むりやり攻めて行って、
万が一ボールを奪われると
カウンターでピンチになるリスクがある。
だから、慎重にボールを下げて状況を整える。
そういうことだったのかなぁ。。。

テレビ画面の戦いを見ながら、、、

転倒のリスクがあるから
立たないように、歩かないようにする。

徘徊のリスクがあるから
家から出られないようにする。

一度鍋を焦がしたから
ご飯作りはしないようにする。

手を切るかもしれないから
料理をさせないようにする。

高齢者ケアの現場でも、
子育ての現場でも、
人に向き合うところには
リスクはつきものです。

リスクはできる限り回避できる方がいいです。
が、
だからといって、前に進まない。っていうのは違うでしょう。
だって、
生きているのですから!

いきいきと生きるところにはリスクはついてきます。
そのことも解ったうえで、
できる限りリスクを減らして、
前に進むことを考える。

云うのは簡単やけど、
難しいよなぁ・・・
なんてことをサッカー見ながら感じてました。

2013年5月30日木曜日

新任職員研修


昨日は、
兵庫県社会福祉研修所の
老人福祉施設信任職員研修(Aコース)でした。

思い起こせば、
平成18年から関わらせていただいて
今年で8年目。

8年前に、
「今までは接遇マナーとかがテーマですが、内容を変えたいと思って、、、」
ということで、事例をもとに利用者さんにどう関わるのか、みたいな内容に作り替えました。

内容的には、
新任職員だけでなく、
中堅職員でも、ベテラン職員でも通用するものだと感じています。

それは、研修の狙いが「利用者主体」ということを考え、
「基本的なことを意識する」というものだからです。

要は、
本当に大切な基本的なことは
新任のうちに体に染み込ませ、
中堅やベテランになっても
忘れてはならないということです。

「基本的な視点があって
知識と技術を身に付けて、
それらを意識した実践し、
その実践を振り返ることを怠らず、
その上にまた経験を積み重ねる。
そこに経験知がうまれる。」

昨日の受講生の皆さんが
10年後、15年後、20年後に
そうなってますように(祈)

2013年5月29日水曜日

相手との関係性をどのように作るか


昨日は、
朝一で大学でした。
前期の講義「ケアマネジメント論」も8回目、折り返しです。
テーマは「インテーク」

初回面接・受理面接ってやつですが、
クライアントとの初めての出会い
お見合いですから、
第一印象は重要です。

相手に気に入られるというより、
相手に安心してもらえる。
とでもいうのでしょうか。

表情、態度、受け答えも含めた言葉づかい、等々
導入の部分から人間関係が紡ぎはじめられます。

クライアントが「受け止めてもらえる」「ある程度安全で、安心ある」と感じられる対応が求められます。

午後からは、
神戸市での地域見守りスタッフの新任研修でした。

地域の高齢者の中には、
訪問自体を拒否される方もおられます。

それでも人間関係をどのように気付くかは重要です。
「もう来るな!」といわれても、
こちら側は仕事ですからいかないわけにいきません。

あちら側は、
他人の訪問自体に「安全・安心」感じていない人です。
そういった人と関係性を結ぶことは至難の業です。
先ずは、存在を認識してもらわねばなりません。
「こちら側は、(勝手に)応援したいと思うてます」って。

あちら側が「放っておいてくれ」といっても
こちら側としては、「放っておけません」という気持ちを伝える。

ただし、無理やり突入・介入してはいけません。
(時と場合によりますが、、、)

相手の存在を認め、受け止めるところから
関係性はスタートするのだと思います。

2013年5月27日月曜日

若さに媚びない


今日は、
基本、OFFでした。

比較的のんびりと
メールの返信したり、
資料作ったり、でした。

NHK朝の連ドラの後、情報番組「あさいち」を見ておりました。
私くらいの年齢の女性のファッションが話題でしたが、
ゲストで来られていた俳優の内藤剛さんが云われていた言葉です。

「若さに媚びない」
年齢を重ねてきたら、その良さというのがあるのだから
その部分をちゃんと見つけて受止める。
それは決してマイナスではない。
下手に若作りをすると、かえって痛いことになるようです。

また、こんなことも行っておられました。
「おばちゃんというのは、若さにしがみついて変化をしない人」
言葉は少し違うけど、こんなニュアンスだったと思います。

誰しも、今までの自分を変えるのは怖いし、パワーも要ります。
そこをあきらめるところから精神的な老いが加速するのではないでしょうか?

地域のつながりも、挨拶・他愛無い会話から


昨日は、
朝7時から地域の溝掃除でした。

日曜の朝早くから、、、って感じもしましたが、
8時からだと暑くなるし、どっちにしてもゆっくり寝れないのなら
涼しい方がよかったです。

日頃、「地域包括ケア」や「コミュニティワーク」についてお喋りしているくせに
近隣とのつながりはあまり濃くありません。
家にいることが少ない(といってもサラリーマン時代よりずいぶん増えましたが)ですし、
子どもが大きくなり家を出てしまうと、話す機会も減ってしまいます。
犬つながりはありますが。。。

それでも、
朝の散歩のときやゴミ捨てのときに
「おはようございます」というのはやってますし、
「5月やのに暑いですねぇ」とか、
「ええお天気ですねぇ」とか、
ニュートラルな会話もやってます。

そしたら、
たまに溝掃除で時間が取れても話ししやすいですし、
それなりに時間が過ごせます。

地域のつながりを作るのに、
行事や集会などきっかけはありますし、
大事なことです。が、
どうしても形から入る感じになります。
そういった集まりのときでも、日頃顔を合した時でも
大切なのは、挨拶と言葉かけだと思います。
プラスできる限り笑顔で!

2013年5月26日日曜日

ご褒美

 

昨日は、
神戸聖隷福祉事業団の理事会でした。

この時期の理事会は
俗にいう決算理事会で、
主たる議案は
前年度の事業報告と決算報告です。

前年度、邦人の各施設でどのようなことが行われたか、
それに関してお金がどのように動いたのかの報告です。

既に終わったことの報告ですから、
今更、そのことについて根掘り葉掘り聞いても始まりません。
今後の活動にどのように反映するかが重要です。

法人本部の皆さま、各施設の長の皆さまは
さぞほっとされたことだと思います。
私も、昔施設長をしていたころ
決算理事会がすんだら、少なからずホッとしてました。

今日から、
また新たに歩みを進めていくことに変わりはないのですが、
前年度頑張ってきた現場職員にだけでなく
自分自身にも何らかのご褒美を上げて欲しいと思います。

いつもは発泡酒をのっ出る人なら、
今日は、すこしリッチなビールを飲むとか。
そんなささやかなご褒美でいいと思うんです。

自分自身にご褒美を上げることを忘れている人、
結構いるように思います。

2013年5月25日土曜日

基本の基本は繰り返し。


昨日は、
川西市にある「さぎそう苑」という高齢者施設での内部研修でした。
業務終了後の18:15~20:00という直にもかかわらず、
60名以上の方が参加さて言いました。

テーマは「対人援助の基本的なお話し」
援助職者としての基本姿勢や価値・倫理
支援の目標やポジショニングの話でした。

いわゆる基本的な知識や技術の
そのまた基本とでもいうべき部分です。

色々な施設や団体で
面接技術やアセスメントの視点等々の
基本的な知識や技術の研修をされます。

その前提には
昨日のテーマである「基本中の基本」が必要です。

そして、
ここんところは、
繰り返し繰り返し学び、振返って
身体に染み込ませておかないと
真っ当な仕事はできないと感じてます。