ある出席者が、
「人材を必要数確保する努力をしないと
虐待はなくならないので、その点に力を入れることが大切。
先ずそこを考えないと、研修みたいな小手先のことをやってもダメ」
といった内容の発言をされました。
確かに、福祉現場の人材の確保を危機的状況です。
人が来ないことには育成も困難です。
その同じ方は、
「人材を確保するためにわが社では、
すごく丁寧に企業理念等を説明して、
そのことを理解できる人を採用する。
人財が必要だからと云って、
誰でも採用するようなことをしていてはダメ」
というようなこともおっしゃっておられました。
まず、人材が福祉の世界には来ない現状があります。
すごく丁寧に施設の理念をしたくても人が来ないのです。
いくらお金をかけて人を集めても
仕事に見合った給料が見込めない世界に人は来ません。
そこを解決しなければ、、、
もちろん、各法人、施設も努力は必要です。
しかし、
社会が必要としているところにお金を咲かない状況でしょう。
国の赤字が社会保障費の膨張だけのように言われますが、
それ以前に、借金は膨大な額になっていたではありませんか。
そこを、社会保障費だけのせいにされてはかないません。
そこんところを、しっかりしてもらいませんと
憲法の13条を守ることは不可能です。
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