いつもながらの基本的なお話し、、、2月18日にも書きましたが、、、
福祉援助の目指すところは利用者の「自立」なんですが、
本の中では「その人らしい暮らしの実現」という風に書かれていることがよくあります。
この「その人らしい」とはどういうことかというと、、、
福祉の世界では、
自分の生活、つまり生き方を自分で決めることが「自立」で、
それは「自立」が、自己決定という原則に基づくものだからです。
自己決定と云えば、「どこで、誰と、どのように暮らすか」の全てです。
例えば、
朝ごはんはパンを食べて、コーヒ-には佐藤は要れないけどミルクは少し居れて、
おかずは目玉焼きがイイかな。サラダとね!
洋服はラフなスタイルがイイ。メガネは最近ないんだけど丸い縁が好き。
休みの日は、家で本を読んで過ごして、、、
これって、全部が自己決定ですよね。
そして、この日常茶飯の中の小さな自己決定の積み重ねが
その人らしさを形作っているのです。
要介護状態の高齢者や障がい者は
そういった意味で、その人らしく暮らせていますか?
高齢者になっても、障がいがあっても
その人らしいくらいができるように支援する
だから福祉援助に求められる目標は「自立」支援なんです。
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