2017年4月10日月曜日

「忙」と「暇」


新年度になって10日目。

私の方はといえば、年度初めは暇なんです。

年度の初めに研修会するところ少ないですから、、、

神戸聖隷福祉事業団の新規採用職員の研修は、

私が法人の評議員をしているからで、

他の法人も新人研修は身内の人が講師を務めるでしょうから、、、

暇なんです。

随分以前に、カウンセリングの師匠が

「『忙しい』という言葉は、使わん方がよろしい」

といっておられた。

「心を失う」と書くからだそうな。



では、「暇」という言葉はどうなんだろうか?

漢和辞典には、

お日様を表す「日」に「叚」(カ)という音の字を合わせていて

「何もすることがない(できない)時間」から「ひま」となるようです。

他にも意味はあるのでしょうが。


を失うほどやることがあるのも大変ですが、

ずーっとやることがないのも、それはそれで大変そうですよね。


ふと考えるに、

「やることがない」は「やりたいことがない」につながっているのかも、、、


新年度は、入学式の季節でもあります。

買い物の途中で、

まっさらのランドセルを背負った

ピッカピカの一年生が

親御さんと手を繋いで歩いていた。

あの子たちは、小学校に行って「やりたいこと」がいっぱいあるに違いない。

と、勝手に想像するのですが、、、



「やりたいこと」・・・「目標」があって、そこに至るためにやること

「目的行為」とでもいうのだろうか。

がある人は、おそらく「暇」ではないのだろう。

ただ、時々「やらない」時間を作って心身を休めないと

「多忙」になって多くの心を失っていくのでしょう。

その辺りを「適当」にしなければアカンのでしょうなぁ。


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