2017年4月23日日曜日

地域包括ケアシステムは事例から積み上げる


今日は午前中に面接が一つありました。


ケアマネジャの研修内容が一新されて2年目。

更新研修の中で、個々の事例を振り返る演習が繰り返されます。

そして事例の課題の中から地域課題を探る演習が組まれています。

とても真っ当な地域課題抽出の方法・仕方です。

そこから、個々の事例の課題を解決するための

チームケアの連携が重なってはじめて、

地域課題を解決するためにどのような連携のシステムが必要かが見えてくるのです。


地域包括システムが必要だからと言って、

先に既存の専門職団体で話し合って仕組みを作り上げてはいけないのです。

なぜなら、そうやってシステムを作ると

そのシステムに個々のケースを当てはめようとしちゃいますから。


それってサービスオリエンテッドの発想でしょ!!

ソーシャルワークの基本はニーズオリエンテッドなんです。


今後、ますます地域におけるケアシステム等が創られていくのでしょうが、

地域のニーズに即したもの、

もとを正せば、個々のニーズにつながったものになるよう

常に意識して欲しいものだと感じています。

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