2017年4月9日日曜日

関係性は丁寧な「挨拶」から


一昨日は午前午後とケアマネジャー研修講師の説明会。

そのまま、三木の協同学苑にお泊まりして、

昨日の午前中は神戸聖隷福祉事業団新人研修。

午後からは西神戸混声合唱団の練習等々でした。

昨晩遅く帰宅して、本日は午前中に面接が一つありました。



新人研修では対人援助の基本的なお話しをさせていただくのですが、

今後の実践にむけてまとめのお話しで「挨拶をしてください」とお願いします。


対人援助というお仕事は、

当たり前のことですが「よりよい人間関係」がベースになります。

援助関係というものが創られないと

支援そのものは動き出さないでしょう。

という意味で、バイステックの原則等を学んで欲しいのです。


ただ、原則を学んだとしても

その原則を具体的に実践できなければ、

それこそ絵に描いた餅になってしまいます。


援助関係に至るまでに、お互いの人間関係が始まる必要があります。


そのためには、それぞれがお互いの存在に気づき、

その存在を認めることが必要です。

いいかえれば、相手の存在を無視しないことが必要なのです。


「挨拶」は、自らの存在を相手に知らせるとと同時に、

相手の存在に気づいていることを伝えることです。


そう考えると「挨拶」をしないといことは、

(そもそも、相手の存在を本当に気づいていない場合は別として)

相手を無視していることになるわけですから、

「あなたの存在を認めていない」という表現になりますよね。


よりよい人間関係を築こうとするならば、

その入り口は「挨拶」ということです。

しかも「丁寧な挨拶」です。

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