2012年4月13日金曜日

基本に、、、丁寧に、、、

今日は、
晩方から神戸市長田区の
「気づきの事例検討会」をしているケアマネジャーさんの
自主勉強会に呼んでいただきました。

でも、
事例検討会ではなくて、
事例検討会をするために
(言い換えると、対人援助を行うために)
必要な基本的な知識の振返りの学習です。

いただいたテーマは「バイスティック」でしたが、
利用者理解とラポールをテーマに、
援助関係の基本的なところを
一緒に考えながら振返りました。

福祉的な援助はプロセスそのものなので、
結果を導くことは、援助者の操作が入ってしまう可能性が高まります。
「利用者がどのように生きていくか」に寄り添うとき、
プロセスにかかわる視点が大切です。

上手にではなく、丁寧に!!
の根拠はそこにあります。

4 件のコメント:

ぼんて さんのコメント...

私も四月から予防プランの担当ケアマネージャーをしています。
要支援の人たちなので比較的元気な方が多いのですが、中には「このままじゃ近い将来要介護になってしまうな」と思う方たちがおられます。
お薬をきちんと飲めてなかったり、ちゃんと三食食べてなかったり、そもそも自立した生活を営む意欲がなかったり…。
でも、そういうのもその方たちの長年のライフワークだから、アドバイスの仕方が難しい。こうしたらいい方向に向かうかも?みたいなのを相手にうまく示すことの難しさを感じています。

macoto さんのコメント...

親愛なる ぼんて様
コメントありがとうございます。

 「こうしたらいい方向にむかうかも?みたいなのを相手にうまく示すこと」は、しなくていいのだと感じています。
 「うまく」ではなく「なぜ」お薬が飲めていないのか。三食食べられないのか。セルフネグレクトが起こっているのか。を、丁寧に検証して「こんな風になっているのですね」ということをクライアントさんと共有していくと、クライアントさんがあとは考えることです。
 「何とかしてあげたい。」と思うことは大切ですが、「何とかする」のはクライアントさんの役目です。クライアントさんの人生ですから。そこがしんどいし、難しい仕事ですよね。
 仕事も歌も応援してますからね!

ぼんて さんのコメント...

そうですよね…。ついつい、問題を解決するにはこうするべきだ!!みたいのを押し付けてしまいそうになります。
すぐ答えを求めようとしてしまうのです!!(>_<)

macoto さんのコメント...

親愛なる ぼんて様
コメントありがとうございます。

すぐに答えを求めたくなる自分に
気づいているところがすごいです。

自分を振り返る力がある証拠だと思います。