2017年3月7日火曜日

地域ケアシステムとケアマネジャー


今日は午後から奈良県香芝市でケアマネジャーさんの研修でした。

介護保険制度がだんだん変化する中で、今後ケアマネジャーにはなにがもとめられるのか?

地域包括ケアシステムを構築することも求められていますが、最近の動向ではなく制度スタート当初から言われていたことです。


地域の中に包括的なケアシステムを作るということは、それぞれ目的を持ったケア(サポート)が連携してチームを作ることが必要です。

チームになるためには共通の目標が要るのですが、それは「望ましい地域の姿」すなわち「誰もがその人らしく暮らせる」ということでしょう?

それならば先ず行うのは、ひとり一人がその人らしく暮らせる為に、どのような課題があるのかを明確にすることです。

各々の課題を集積して、分析をすることから地域の課題が見えてきます。

見えてきた課題を解決して、望ましい地域の姿に近づいて行くために、
既存の資源がどのように働くのか?
新たにどのような資源が必要なのか?
それらの資源がどのようにつながるのか?
という段取りになるのでしょう。


個々のケースをしっかりと再アセスメント(事例検討して丁寧に振り返る)することから始まるのです。

それが地域ケア会議だと思います。

地域ケア会議を主催する地域包括支援センターとケアマネジャーさんたちが、先ず協働することですよね。

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