2013年2月10日日曜日

介護予防と地域包括ケア




今日は、
奈良県吉野郡下市町にお邪魔してました。
地域包括支援センターさんが企画している
「介護予防普及啓発講座」です。
テーマは、
「これからの介護保険精度
~住民とともにつくる地域包括ケア~
でした。

連休の中日にもかかわらず、
また、
明後日は下市町の「初市」にもかかわらず、
50名近くの方が来てくださいました。



「介護予防」は、
高齢になっても介護の必要な状況にならないように予防しましょうというもの。
口腔機能や栄養に注意して、身体的な機能も維持できるように運動して、
自分のことが自分でできる状態を保ちましょうということです。

「地域包括ケア」とは、
個別の生活課題に対応する中で、
課題に対応できる地域力を向上させるべく、
地域の社会資源が連携をしつつ、
地域の課題に対応できる仕組みを作ることです。
特に、
フォーマルな資源だけでなく、
自助力を高める「介護予防」や
ご助力を高めるインフォーマルな資源、
個人個人の関係性によるパーソナルコミュニティをどのように活用するか。
が、ポイントでもあります。

下市町では、
介護予防の取り組みとして、
「元気塾」や「はつらつ教室」といった取り組みがされているわけですが、
(少し「オロナミンC」みたいな感じのネイミングです、、、)
そのことが単なる個人の介護予防だけではなく、
参加される方々の交流の場となって、
人と人をつなぐ役割も果たしています。

この繋がる力を、
地域の見守りや、互助機能に貼ってさせていく仕組みを考えるのも
地域包括ケアの視点の一つだし、
非常に大切な取り組みだと感じています。

本日の
下市町の観光文化センターは
とってもいいお天気でした。

参加された皆さんの
明るさと相まって、
気温とは裏腹に
あったかい研修でした。


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