2013年2月5日火曜日

ニーズがあるから支援がある


今日は、
昨日に引き続き介護支援専門員実務研修でした。

前期3日目のプログラムです。

昨日の演習で導き出したニーズ(課題)から
長期・短期の目標を設定して、
目標に近づいていくための支援内容を考え、
その支援を任合う社会資源としてのサービス種別を選定する。

一連の思考プロセスを個人ワークとグループワークでたどりながら、
最終的には居宅サービス計画書の1表2表を作成してもらいました。


演習シートを埋めていく際に
どうしてもサービスプログラムが頭をちらついて
課題が不明瞭なまま、
目標もあいまいなまま、
サービス種別は決まっているというケースに出くわします。
その都度、丁寧にご説明すると理解していただけるのですが、
なかなか理解しても、次の演習に進むと
「わかってたつもり、、、でも、またわからんようになってきた、、、」
という感じの方がいました。

何回でもお伝えします。
ニーズがあるから、
ニーズがわかるから、
そして
ご本人と目標を共有するから
支援ができるのです。

ニーズもご本人の意図も確認せずに
こちらの思い込みで支援しようとするのは、
例え善意のつもりでも、
支援ではなく、おせっかいです。
プロの援助職者は、
その辺りのことを常に肝に銘じておく必要があります。

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