2011年11月2日水曜日

「バイスティックの原則」再考。。。

今日は、午後から芦屋でした。

芦屋市内の地域包括支援センターの
比較的経験年数の若いスタッフさんの研修。

先月から3回シリーズの2回目で、
それぞれの「お題」は
先月は“地域包括支援セーターの基本の「き」”
今日は“対人援助の基本の「き」”
来月は“ケアマネジメントの基本の{き」”
だそうです。

私が本日依頼されたのは、
「バイスティックのケースワークの原則」について、
「とりあえず覚えときましょか」というノリではなく、
実践の素地としての拠り所を伝える。
しかも専門職の価値としては、
その手段的価値としての位置づけも含めて、
解りやすく、判りやすく、、、
ということでした。

援助関係という人間関係は、
厳しいもので、
クライアントの自立のために、
援助者は、どこに立ち、
クライアントをどのように理解し、
目標と課題を共有し、
どのように今後の自己決定を促し、
評価・支持していくか。
そのことをクライアントの信頼のもと
クライアントの福利という視点で
行っていくのですから、

上手くいっても、失敗しても
ふり返るには拠り所が必要です。
大切な「拠り所」の一つが「バイスティックの原則」だと感じています。

「拠り所」とは私たちの仕事の専門性の「根拠」なのです。

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