2015年2月12日木曜日

研修を受けても、受けてもできるようにならん理由


今日は、

芦屋市での対人援助職対象基礎研修

5回シリーズの最終回。


過去4回で

対人援助における目標と自らのポジショニング

援助関係形成と自己覚知

多面的で統合的なアセスメント理解

相談援助面接

について学んできました。

本日は、その振返りです。


バズセッションを繰り返して、

4回の学びの思い出しとその内容についての自己評価、

そこからの課題設定と

明日からの具体的な取り組みについての決意表明。


熱心な受講生の皆さんですから、

これまでもいろいろと研修を受けておられます。

知識は増えてきているし定着もしているのですが、

実践につながらないとお嘆きの方が多いのです。


日本の学校教育は試験重視ですので

知識を頭に入れて試験で回答できればそれでOKになります。

そういった意味では社会福祉士さんも介護福祉士さんもケアマネジャーさんも

試験勉強をして、その結果合格して資格を取ります。

そこで終わってしまうので、覚えた知識は薄れていきますし、

実践にはつながらないのです。


知識を実践につなげてこそ実力がつくのですし、

知っていて、解っていても、できなければ何にもならないのです。

プロ野球の選手が内閣の変化球の打ち方を知っていたとしても

実際にできて、打てなければ何の成果も上がらないのと一緒です。


そう、

意識して行うこと、

上手くできなければ、できるようにトレーニングすること。

実践でのトレーニングとは、

基本的なことを徹底して丁寧に行うことです。

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