今日は、
介護支援専門員専門研修Ⅱ
“ケアマネジメントプロセス再考”ていうテーマです。
元町の少し綺麗になった中央労働センターです。
兵庫県は居宅のケアマネジャーさんと施設のケアマネジャーさんを別の日で行います。
先日まで、3日間居宅のコースも講義させていただきましたが、
稲松は、「ケアマネジメントの基本的な部分が大切です。」「意識して取り組む姿勢が必要です。」「焦ってはいけません。できることから一歩ずつ。」みたいなことしか喋りません。
施設ケアマネさんの場合には、
少なからず、辛い思いがあります。
多くの方が、基本的なケアマネジメントプロセスをこなせるような状況にないからです。
そう「100人に一人という基準自体がむちゃくちゃ。」なのに、「兼務が認められている。」
しかも、施設の長の考え如何で、90%が看護師だったり介護職だったりする。
まっとうに、利用者と向き合ってアセスメントすらできない状況がある。
でも講義では、アセスメントをしっかりしてくださいみたいなことを伝える。
「真面目なケアマネさんを苦しめてるなぁ・・・」って感じる瞬間です。
それでも利用者さんのために動ける数少ない人なのですから、
できる限りの意識と努力とをする人には違いないのです。
なかなか声にならない利用者さんの声を代弁する立場なんですよ!
だから、いつもこうなるんです。
「ゆっくりと 前向きに」
おまけ
兵庫県の中央労働センターは、
その昔、ラフカディオハーン
日本名:小泉八雲が住んでいた場所だそうです。
2 件のコメント:
時々コメントさせてもらっています。施設ケアマネです。
明日の職員研修の下準備をしているところです。何についての研修かはまた改めて・・・
施設ケアマネは本当に大変です。一対一の関係が百もある。
ご利用者の代弁をするためには常に寄り添って声を聞いていなければいけません。スタッフが持っている情報にも耳を傾けなければいけません。だからPCに向って会議録や施設サービス計画書を作成するのがいつも定時後のスタートです。
制度として後づけのケアマネは、いてもいなくても日常の生活支援は回っていきます。その中で、どの様な自分のポジショニングをするかは非常に重要です。まずはその辺りから施設ケアマネの仕事を進めて現在に至っています。ケアマネジメントの技量はもちろん日々向上中。
専任でも兼任でもそれぞれの持ち味を活かしながらケアマネのあるべき姿を確立していってほしいですね。
あせらずゆっくりと・・・・ですね。
tomikoさん
コメントありがとうございます。
「日々向上中」ってとこが素敵ですね!
自己受容のためには、
反省だけでなくて
自己肯定力も必要だと感じています。
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