2012年7月3日火曜日

ケアマネジメントプロセスと実際のケース+レポート

今日は、大学の日でした。
今日と来週は、
事例を通して
これまで学んできた
「ケアマネジメント」について考察します。

プロセスをお伝えするときには、
インテーク、アセスメント、プランニング、カンファレンス、実施、モニタリング
で、アセスメントに戻る。というように伝えます。
が、
実際の事例では、インテークからより詳細なアセスメントに入れば、ごちゃ混ぜになって進みます。
緊急ケースでは、インテークから即サービス介入ということもしばしばです。
そう、
「ケアマネジメントプロセスの螺旋は、3重4重に重なりながら進むんだ」
という意識が必要なのです。
このことを、実践経験のない学生さんにお伝えするのはなかなか難しいところです。
でも、実践経験のあるケアマネジャーさんに伝えても怪訝な顔をする方もたまにおられます。???

実際のケースが動き出したら、そんなにきれいに円環は回らない方が多い。
このことを、ケアマネジャーもケアプランチェックに入る人も良くわかっておかなければ、
書類の日付だけ合わせというたら大丈夫。とか、
こういう言い回しの表現で大丈夫。というような
けったいなことになると思います。

流通科学大学の「ケアマネジメント論」本日のレポートは、
今日のレジュメに乗せた事例のクライアントA氏の問題(弱み)と力(強み)を上げて支援のポイントを書いてください。なので、休んだ人は授業に出た人にレジュメ見せてもらってください。来週も同じ資料を使いますので来週出席して最終講義までに提出でも構いません。

2 件のコメント:

ぼんて さんのコメント...

アセスメントを取って担当者会議してケアプラン作成してサービス始まって…というプロセスは、実際は一回の面談で済ませることが多いです。それも一時間くらいの中でその段階を踏むので、その時間の中でどれだけ情報を得られるか、という事にむちゃくちゃ神経を使います。なんかちょっとおせっかいおばちゃんみたいにつっこんで質問していたりする自分に気づく時もあります…。そういう図々しさみたいのが必要な時もあって、独身の時はなかなかそれが難しかったんです。

macoto さんのコメント...

親愛なる ぼんて様
初動の時はそうかもしれませんね。(笑)
ただ、アセスメントは、
支援関係が継続する限り
連続して行われていくものですし、
それに伴って、支援も変化すると思います。