この度の旅行、最終日は私の52回目の誕生日でもありました。
朝、横手市を出発し仙台に戻る途中、
車窓からの眺めは冬に逆戻りでした。
仙台に11時半ころ到着。14時半までの3時間。
タクシーの運転手さんに
「兵庫県から来たのですが、、、被災地を見たいのですが、、、」
と尋ねたところ、
「わかりました。ぜひ見て帰ってください。」
とのことで、
閖上(ゆりあげ)地区と荒浜地区を詳細にご説明くださいながらご案内いただきました。
閖上の日和山の上から何にも残っていない住宅地。
荒浜でなぎ倒された松の木越しに異例のための観音像。
「この浜に収容できないほどのご遺体が上がっていたんです。」
と運転手さん。
説明を聞きながら、出てくるのは溜息と涙ばかりでした。
家に帰り、娘に出迎えてもらい。
晩ご飯を一緒に食べる。
日常の大切さを感じる瞬間でした。
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