2013年4月19日金曜日

情けない気持ち


昨日の研修の帰り、
JR元町駅から快速電車に乗りました。
17:30頃の学校や仕事帰りで込み合っている時間帯。
押し込まれるように電車の中に入り込み、吊り革をゲット。
椅子は満席(まぁ、当たり前か!)。

明らかに若い年代の人で
座っている人もたくさんいる(まぁ、当たり前か!)。

神戸駅で、
70代後半か80代くらいかな?と見える女性が乗って来られた。
私と違う方に押し込まれていく感じ。
座席の手すりというか、捕まるところをゲット。
新潮150歩かないか、白髪で、腰が少し曲がっており、膝も少し曲がっている。
その女性ごしに、椅子に座っている若者。
スマホに夢中な感じ。残念。
次の瞬間、その若者がチラッと女性の方を見た。
が、そのまた次の瞬間。視線をスマホに落とした。

腹が立ってきた。
と同時に情けなさが込み上げてきた。
私の側に押し込まれて来たら、
座っている人に声もかけられるのに。。。
何もできない自分も情けない。

2日間連続の終日研修の疲れより、
この出来事の方がはるかに疲れを増強させた。

この国で
どのくらいのボランタリーなインフォーマルサポートが期待できるのだろう。
災害やイベント等の特別なときか、
パーソナルな「身内」と称される関係性の場合か。

この辺りから育てなければ
地域包括ケアの実現は困難に感じた。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

研修で稲松先生にお世話になって以来、時々拝見しておりました。
日本人は譲ることも譲られることも得意ではないのだなぁと感じています。
寂しいことですが…
譲った相手に断られる、というリスクがなくなれば勇気を出せる若者も増えると思うのですがどうでしょうか?
私は譲る勇気がないので、混んできたら自ら席を立つようにしています。
優先座席の前に立ち、「替わってください」と言う勇気も、必要になってくるのではないかと思います。

macoto さんのコメント...

親愛なる 匿名さま
コメントありがとうございます。レスポンスが遅くなりごめんなさい。
「譲る勇気がないので、混んで来たら席を立つ」それも一つの手ですよね。根底にはコミュニケーションが苦手なんだと思います。これはいい悪いではなく。。。察して欲しい文化があるのは確かだと感じます。
私は基本立つようにしてます。しんどい時には座りますが、近くに年配の方が来られたら「お座りになりますか?」と訊きます。