2013年4月24日水曜日

ケアマネジメント プロセス


昨日は、
大学の日でした。
今年で3年目の「ケアマネジメント論」
昨日のテーマは「プロセス」です。

エントリー:インテイク ⇒アセスメント ⇒プランニング ⇒カンファレンス(合意・共有) ⇒実施 ⇒モニタリング
そして、再アセスメント・・・・終了

ていうプロセスです。

なぜプロセスが必要か、
それはケアマネジメントという対人援助の仕組みが専門領域であることを担保するためです。
クライアント(利用者)がいて、種々のサポート(社会資源)があって、それをコーディネート(調整)するケアマネジャーがいる。
クライアントの課題を解決するために、サポートをつなぐのですが、
ケアマネジャーの利益や好みでつなぐのではなく、
クライアントの自立のためにつなぐ。
そのためにプロセスがあるのです。

特にアセスメントが重要であることは云うまでもありません。
支援の対象者を知らずして、サポートはあり得ないからです。

真っ当なケアマネジメント(対人援助)を行うには、
プロセスについてわかっている必要があります。
解っているだけではダメで、
プロセスのそれぞれの意味を理解し、
実践できることが必要です。

実は、専門性の向上ということは、
この基本的な理解・確認・実践・振返りを
実践の中で繰り返すことでできるのです。

そのことを忘れては
すでに専門家ではないと思います。

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