2013年4月7日日曜日

実際に出会っている関係


昨日は、
爆弾低気圧が日本を通過したようで、
いろいろと影響があったようです。

私自身は、
西神戸混声合唱団の練習前、
コンサート委員会に行こうと土山から電車に乗ろうと思ったら
お目当ての電車が間引かれていて会議に少し遅刻した程度でしたが。。。
日本全国では結構深刻な被害もあったようです。

近畿でも和歌山の南部、紀南といわれる地域は
2年前の台風で大きな被害があったところ。
那智勝浦では避難勧告も出され心配しました。

一昨年から和歌山県の研修に関わらせていただくようになり、
そのご縁から、
今年は2月3月と2度にわたり新宮、那智勝浦、串本、本宮、白浜、田辺の辺りに行きました。
実際に、その土地の人々と顔を合わせ、一緒にご飯を食べ、盃を交わし、進行を深めると
今回の、低気圧でも身近に感じます。
その人の日頃のつながりや暮らしぶりが感じられ、
少し人となりに触れたように思うからです。

実際に出会っている関係は
そうでない場合に比べて深さが全く違います。
人だけでなく場所もそうです。

先月、新宮から田辺に向けて本宮周りで、
熊野川や富田川にそって異動したときに、
2年前の爪痕がいたるところに残り、
復旧の工事が行われているところを実際に見ました。

実際に見聞きしてじかに感じることが
情報を得るのに大切であることは言うまでもありません。
客観的な理解だけでなく、気持ちの部分で、
共感的理解をする場合にも
非常に大きな影響があると思います。

色々なことに直面している人に向き合うとき
その人の表情が浮かぶ。
その人の暮らしている町の状況が描ける。
そういう関係ができてこないと
なかなか援助的になれないのかもしれません。

そういった意味で
クライアントと実際に出会って面接する
直に接して感じることは大きいと思います。
実際に出会っている関係は強いのです。

この度の荒天で、被害が出ませんようにお祈りいたします。

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