2013年4月18日木曜日

基本的なことを知る


昨日・今日、
介護支援専門員実務研修後期3コース目の講義演習でした。

前期が終了してから、
課外実習で作成したケアプランをもとに
事例検討会を行ったり、
テキストの事例で模擬サービス担当者界をしたり、
モニタリングの視点を考えたり、
テキスト的にいうと
ケアマネジメントプロセスの後半部分の演習です。

前期も含めて6日間で
ケアマネジメントに関する基本的な部分を駆け足で学びます。
その中には介護保険制度の事や
対人援助職者としての価値・倫理も含みます。
もちろん
ケアマネジメントの各プロセスに沿って
意義や目的、方法等の知識と
演習で考え方や実践について学びます。

ただ、実践をしているわけではないために
あくまでも模擬なんです。
そこでは、実践で応用するための基本を知る必要があります。
いわば「型」です。

例えば、サービス担当者会であれば
その会の進行の「型」を知り、実践できるようになる。
そのための第一歩は、基本を知り、そのことを丁寧に行う。
「表情も含めて和やかな雰囲気づくりをする。」
「利用者・家族を含み、参加者の自己紹介をする」
「会の目的やゴール、ルールを説明する」
等々、
これらの基本的なことを知り、丁寧に実践する。
その「型」を学ぶところで実務研修は終了してしまいます。

後は、実践でのトレーニングです。
実践でのトレーニングでも
基本的なことを踏まえながら丁寧に関わっていくことが求められます。
要するに基本的な部分を知らなければ
まともな実践は不可能です。

繰り返し、基本的な所の学びが必要だということです。

0 件のコメント: