2013年4月16日火曜日

「ケアマネジメント論」を通して伝える


今日は、
大学の日でした。

「ケアマネジメント論」を担当しています。
前期、15回の講義で、本日が2回目です。

1回目は、「どのように講義を進めていくか」ということや、
評価基準。遅刻の考え方。レポート課題について、等々
オリエンテーションと
講師の自己紹介。
それと受講される学生さんの属性を簡単に聴きました。

なんと!
「福祉の道に進みます!」という学生さんが0名。
それぞれ尋ねてみると
「時間が空いていたから」とか「おもしろそうだったから」
などの理由で履修されている。

今日からが本格的なケアマネジメントに関するお話し。
今日は「目的や定義、意義や歴史」についてですが、
最初は、社会福祉でいうところの
人が人を支援することについて
「自立」や「自己決定」のことについて、
丁寧にお伝えしました。

本来、対人援助の基本的なことは
それぞれ学んだうえで
手法としてのケアマネジメントについて学ぶのが順序だと思いますが、
そうでない受講生さんですから、その基本的なことも伝えながらいかないと。

だからといって「ケアマネジメント論」ですから、
全然違う話しはできません。
将来的には一般企業で働かれるかもしれない方に
「ケアマネジメント論」を通して「福祉の心」や「援助的な人間関係」について
お伝えできれば、
専門職としてではないかもしれませんが、
有能なインフォーマルサポートの担い手になるかもしれません。

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