2012年2月6日月曜日

白黒はっきりできないこと

今日は、
第14回目のケアマネ試験に合格した方々の
実務研修前期2日目でした。

アセスメントの演習で、
クライアントの情報を今後の支援に関して
プラスに働くのか、マイナスになるのか、
整理する演習がありました。

こういった作業をするときに
どうしても、プラスかマイナス、どちらかに決めたくなります。
要するに白黒はっきりさせたくなるのです。
その方が、確かにすっきりしますから、、、、

ただ、人間ですから状況に応じて同じ情報が
どちらの要素もはらむ場合があります。
例えば、「その利用者さんは社交的でお話し好き」という情報。

今後の生活を考えると社交的な人柄の方が
社会とつながりやすいのでプラスととらえます。
でも、デイサービス等に参加して
周囲を静かに過ごしたい人に囲まれると
この情報は100%プラスとも言えなくなります。

実際は、そのようなことを現場で調整していくのですが、
一つの情報が「100%白」とか「100%黒」
とはいかない場合も結構あるということを
知っておきたいものです。

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