2013年7月18日木曜日

コミュニケーションということ


昨日は、

兵庫県介護福祉士会のファーストステップ研修でした。

テーマは「コミュニケーション技術の応用的展開」


コミュニケーションとは、

「意思の伝達により、情報を共有化していく過程」

とでも定義すればいいのでしょうか?

私たちは、相手に理解してもらったり、理解したりするためにコミュニケーションをとります。

だから、コミュニケーションをとれば理解が深まる。と考えがちです。


実は、個々のところに注意が必要です。

なぜなら、理解を深めるのもコミュニケーションなら、

誤解を生むのもコミュニケーションだからです。

そう、もろ刃の剣です。


自分が伝えたことが、自分の意図したとおりに伝わっているか。

相手の伝えたかったことを、相手の意図したとおりに受け取っているか。

この辺の事情はとてもデリケートです。

なので、丁寧に確認することが必要になってきます。


対人援助を行うものにとって、

相手に対する理解を深め、

相手の意図したことをそのまま受容することは、

支援を開始する時の重要な部分です。

その為にコミュニケーションの基本的な理論や知識を学んだうえで、

その特性を知り、

それを支援にどのように使っていくのか。。。


まず、

「聴く」技術だと思っています。

相手に話してもらってこその理解の深まりです。

その為にはちゃんと聴けることが必須です。

そして、話し手の視点で考えると

「ちゃんと聴いてくれない人には話さない。」

という風になることをよく知っておかなければなりません。

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