兵庫県介護福祉士会のファーストステップ研修でした。
テーマは「コミュニケーション技術の応用的展開」
コミュニケーションとは、
「意思の伝達により、情報を共有化していく過程」
とでも定義すればいいのでしょうか?
私たちは、相手に理解してもらったり、理解したりするためにコミュニケーションをとります。
だから、コミュニケーションをとれば理解が深まる。と考えがちです。
実は、個々のところに注意が必要です。
なぜなら、理解を深めるのもコミュニケーションなら、
誤解を生むのもコミュニケーションだからです。
そう、もろ刃の剣です。
自分が伝えたことが、自分の意図したとおりに伝わっているか。
相手の伝えたかったことを、相手の意図したとおりに受け取っているか。
この辺の事情はとてもデリケートです。
なので、丁寧に確認することが必要になってきます。
対人援助を行うものにとって、
相手に対する理解を深め、
相手の意図したことをそのまま受容することは、
支援を開始する時の重要な部分です。
その為にコミュニケーションの基本的な理論や知識を学んだうえで、
その特性を知り、
それを支援にどのように使っていくのか。。。
まず、
「聴く」技術だと思っています。
相手に話してもらってこその理解の深まりです。
その為にはちゃんと聴けることが必須です。
そして、話し手の視点で考えると
「ちゃんと聴いてくれない人には話さない。」
という風になることをよく知っておかなければなりません。
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