“気づきの事例検討会”に川西に行ってました。
クライアントや家族などその周囲の人を理解することは支援の第一歩です。
例えば、一人の女性がクライアントで、夫と二人暮らしだとします。
夫は女性を大切に思い、ケアは全てしたいと思っています。
ただ、かなり自身の力量をこえていたり、
通常の判断とは異なった判断をしています。
妻は、夫に従っています。
ケアマネジャーは専門職ですから、
より好い支援をしたいと思います。
当然のことですが、悪気なんて微塵もありませんし、
良かれと思って一生懸命に情報を提供します。
夫は自身の思いがありますから受け入れ難く、
支援情報を拒否します。
ケアマネジャーは、何とか理解してもらおうと手を尽くします。
この時点で、理解することの努力より
理解してもらいたいという思いが勝ってきます。
そうすると、相手は心に鎧を着てしまいます。
なぜか、
「この人は、私を理解してくれようと思っていない。」と感じるからです。
自分のことを理解してくれようとしない人の語ることを
理解したいとは思わないのです。
理解してもらいたいとき、
理解することがされないと困難な場合が多いように思います。
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