2013年7月26日金曜日

刷り込まれたものに捉われてしまう


今日は、

月曜日と同じでスミレ会さんの研修でした。

内容的には同じものだったのですが、

月曜日とは視点を変えて。。。


私はアイスブレークでよく「後出しじゃんけん」をします。

「じゃんけんホイホイ」と

「ホイ」を2回言います。

私が先のホイで出すので、受講生の皆さんには後のホイで出してもらいます。

勝てるし、負けることもできるはずです。

ところが、勝つ方は比較的スムーズであるのに

負けるのには、結構苦労されます。

それは、じゃんけんというものを長年勝つために行っているので、

負ける方には頭の回路がスムーズにつながらないのだと思います。

長年かけて刷り込んできたものに捕らわれているということです。


最後の方で、ロールプレイをしました。

食事をとりたがらない利用者役や、

入浴したがらない利用者役に、

介護者役となって言葉かけするというものです。

食事を摂らさなければならないこともなく、

入浴もしてもらわねばならないと考えなくてよい。

それよりもそういうシチュエーションでも利用者理解を深めることに意識して、

と言っているのに、食べさせたいオーラや入浴させるぞオーラが満開です。


若い頃の自分もそうだったなぁ、、、と思いながら、

そうやって刷り込んだものの縛りから逃れるのは容易ではなく、

捕らわれてしまうんだ。ということを痛感し、

よほど意識してかからないと困難であることを感じた瞬間でした。


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