2013年12月11日水曜日

どのようにきくか


今日は、

明石市医師会地域包括支援センターの職員内部研修に呼んでいただきました。

テーマはアセスメントなんですが、

例の稲松パワーポイント処女作を用いての演習も行いました。


アセスメント面接で

どのようにきくかは重要です。

「きく」は「聴く」と「訊く」の両方です。


両方ともに共通するのは、

対象者を理解したいと思う心です。


アセスメントは課題分析ですから、

対象者の主訴から、課題を明確にし、

解決のための情報収集と分析です。


しかし、客観的な状況のみを捉えて

理解したつもりになっていては、

支援策が受け入れられない場合が多いのではないでしょうか?


「聴く」はよく言われるように、

耳だけでなく目も必要。これは非言語表現をキャッチすること。

非言語で表現されやすいのは特に感情や情緒面です。

だから、「聴く」には心も必要なのです。


その同じ心を持って「訊く」のです。

質問力の一つの視点、「どのようにきくのか」は、

テクニック以前に理解したいという思いが重要です。

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