2013年12月1日日曜日

事例を振り返る第一歩


今日は、

主任ケアマネジャー研修の9日目でした。

午前中に3時間、

スーパービジョンについてお話しして、

その中で、

バイザーとして、バイジーの事例を振り返る際の「実際や留意点について触れました。


事例を振り返るということは、

バイジーが関わったケースを見つめなおす作業です。

直ぐに介入方法や社会資源に目が向きがちですが、

まずは、バイジーがどのようにアセスメントをしたかを知ることが重要です。


つまり、

クライアント並びにクライアントシステムをどのように捉えたか、

その際にどのように感じたか、

などを丁寧に振り返ることが重要になってきます。

特に、クライアントとの最初の接点である

インテーク面接を振り返ることは大切です。

クライアント理解の入り口であり、

クラインとの第一印象が生まれ、主訴を聴き、

支援の方向性を導き出す部分であるからです。


事例を振り返る第一歩は、

その部分(インテーク・アセスメント)からバイジーと共に行う

振り返り作業なのです。

そこには、まだ評価もアドバイスもありません。

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