2013年12月13日金曜日

人権という視点


今日は、

午前中、加古川北公民館の山手寿大学さんでお仕事。

テーマは「人権研修」


社会福祉での対人援助に関わっていますと

「人権」というと価値とか倫理のなかでお話しされます。

人が人として生きる権利。人間らしく生きる権利。

もっと突き詰めて、個人が個人らしく生きる権利です。


このことは、自己決定の原則とも深くかかわります。


例えば、自分ではベッドから車いすに移乗できず、車椅子の自走もできない。

その人は、それでも排泄はトイレで行いたいと思う。

それが、この人の自己決定だし、その人らしさですよね。

ただ、自分の力だけではトイレに行くことができません。

だから、コールを押してワーカーを読んでお願いします。

「トイレに連れて行って!」って。

すると、駆けつけたワーカーが、

「オムツしてるから、してもらって大丈夫ですよ!」

これが人権が守られていないということです。


憲法でも言ってます。

公共の福祉に反しない限り

この権利は守られなければならないって。


「人権」って?

このことを意識することは

とても大切です。

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