2013年9月7日土曜日

やってもらいたいこと(ニーズ)とやってもらいたい人(担い手)


昨日は、
午前中は和歌山「ビッグU」での研修の続き。
午後、家に帰ってきて、
夕方から明石で事例検討会でした。

クライアントと家族の意向が異なるケース。

クライアントである男性
その妻、娘二人。

それぞれの人間関係、家族内の役割や力関係、

そんな中で、
ケアマネジャーである事例提供者は、
家族に対して高圧的なクライアントが
実は、話を聴いて欲しいというニーズを持っていることに気づきます。
そして、ケアマネジャーのはいろいろ話をしてくれます。

そして
ケアマネジャーは妻に話を聴いて欲しいと考えます。
ところが調整はうまくいきません。

それは、
この家族の関係性の中で、
クライアントである夫にとって
妻は話を聴く人ではないからです。

そういう夫婦関係がいいかどうかは別として、
この夫婦が作り上げてきた関係はそうではないんです。

人それぞれニーズを満たしてくれる担い手も
ニーズに含まれていることが多い。
このことを支援者は知っておくことは大切です。

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