2013年1月11日金曜日

どんな支援でも関係性は重要


昨日は、
神戸市社協さんの市民福祉大学
福祉施設中堅職員研修
テーマは
「グリーフケア」

他の対人援助(ケア)と同じく、グリーフケアでも
解決していくのは本人、この場合遺族自身です。
残された人がグリーフワークという大仕事を乗り越えるために
サポートすることがグリーフケアということが出来ます。

実際に何をするのかというと
「よりそう」
近くにいるという意味のみならず味方でいるという感じ。
「傾聴」
とにかく聴く、一所懸命聴く、ただただ聴く。
「受容」
聴いたことを受け止める、否定非難せずに受け止める。
「共感」
相手の感情を大切にし、承認し、返す。
「情報提供」
相手が求めている情報、負担にならない情報を提供する。
この5つくらいです。

この5つのことをしようと思うと
その前段で、また、その過程においても
援助者と本人の間に関係性が出来ていないと困難です。

「あらゆるケアは、援助者とクライアントの間に、
サポート求め、その求めに応え、サポートを受け入れる。
このような関係性がなければ実現しない。」

医療現場でも、
社会福祉の現場でも、
心理臨床の現場でも。

もちろんグリーフケアにおいても。

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