2013年1月30日水曜日

盗塁だって、アセスメントが大切!!


昨日は、
午後に1本面接がありました。
それ以外は、資料作り、家事、買い物、散歩。

このあいだ、
「頭で走る盗塁論」~駆け引きという名の心理戦」
赤星憲広、朝日新書
を買いました。

赤星さんとは、
一昨年の秋に兵庫県社会福協議会の
福祉人材センターのお仕事で
ご一緒させていただいたことがあります。

もともと阪神ファンでもある私にとっては、
彼の引退はかなりショックな出来事だったりして、
思い入れの強い選手でした。

「頭で走る盗塁論」ときけば、
関西人は、
「頭で走れるかいな、足で走んねんがな!!」
と突っ込みそうですが、
要は、
俊足ということだけでは盗塁は成功しない。
準備が必要と書いておられます。

よく「投手の癖を掴む」みたいなことは
福本さん(元阪急、世界の盗塁王)も云うておられます。
ただ、投手の癖と一口に行っても
「変化球を投げるときに左肩が少し上がる」
みたいなことだけでなく、「このカウントではこんな玉放る」とか、
「今日の傾向は、、、」とか、データ分析が必要。
それ以外にも、赤星さんの本には、
捕手の癖、その時バッターボックスに立つ味方の打者の癖、
風向きなどの天候、、、
あらゆる情報が頭の中で統合分析されて
一つの盗塁に結び付いていることがよくわかります。

「対人援助と全く同じや」と思いました。
クライアントの身体的状況だけでなく、
心理的、社会的な情報をどのように分析するか。
また、家族はどうか。家の構造はどうか。
地域の環境はどうか。。。

そういった情報をえて、
統合分析して、
クライアントとの合議という一手間をかけて、
やっと引っ付の支援が成立するのかもしれません。

野球好きのケアマネジャーさんご一読ください。

0 件のコメント: