2013年1月17日木曜日

プロとしての自覚


昨日は、
午後からスーパービジョンが一本あって、
晩方、神戸市ケアマネジャー連絡会の理事会に顔を出しました。

それから、昨年12月に長野市に研修でお邪魔した時のアンケート結果が届きました。
受講生の方からの反応は概ね良好で、
「基本を振り返ることが出来た。」
「お話が楽しくて・・・」
「日頃忘れていることを思い出せた。」
「もう一度基礎的なことを意識して…」
等々、ありがたいコメントをたくさんいただきました。

コメントの中に結構な数、
「プロとして・・・」
という表現がありました。
そう、対人援助職のプロとして、
基本的なことをおざなりにはできないことに
気づいていただけたなら長野に行った甲斐がありました。
それ以上に、
「プロ意識」を持ってらっしゃるからこそのコメントだと感じ、
嬉しい気持ちです。

ケアマネジャーで
「対人援助職のプロだ。」
と、云わない・・・云えない人に、
ちょくちょく出会います。
そんな中で「プロとして・・・」というコメントがあるということは、
まず、プロ意識は持っている。
だから、何度でも基本的な学びが必要であること、
日頃の実践を振り返りが必要であることを思い出されたのだと思います。

スーパーバイジーさんも
プロとしての自覚があるからこそ、
定期的に事例をまとめて振り返り、
自らの支援を吟味し、
ここまでの支援ができたことを確認し、
次に進む足がかりを見つけ、
実践に向き合われます。

職能団体関わるのも、
思いを同じくする仲間と、
自らの実践を振り返り、
これからの実践について考え、
プロの支援者の組織として、
どのような活動が有意義で
クライアント、市民の福祉に役立つのかを話し合うわけです。

ケアマネの在り方検討委員会の中間報告が出されましたが、
結構、手厳しいものになっています。
私的には、異論もたくさんあるのですが、
今、ケアマネジャーに投げかけられていることは、
超一流かどうかが優先されるているわけではなく、
ます、プロとしての自覚が問われているのだと思います。

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