2014年3月11日火曜日

ケアプランは当て書きではない


今日は神戸で「自立支援型ケアマネジメント研修」でした。

グループワークを中心に、基本的なことの学びです。

2月に行った続きなのですが、

前回事例の目標設定まで考えたので、

今回は、目標達成のための支援内容、

言い換えれば課題解決のための支援内容です。


支援内容とは、

ヘルパーさんやデイサービスではありません。

課題解決のための具体的な支援内容です。

「病気を再発せずに元気で暮らしたい」という人が、

「薬の飲み忘れ」がある場合、

「服薬の声おかけをする」とか「お薬カレンダーを作る」とか

「薬が飲めたらチェックする」というのが支援内容です。


それを誰がするかは、その後考えることです。


お芝居の脚本で「当て書き」というのがあるそうです。

先に役者さんが決まっていて、

その役者さんにはまるように台本を書くのだそうです。

役者さんを引き立てるには、そういうの方法もありだと思います。


が、我々の仕事は、利用者を引き立てることは大切でも

支援者を引き立てるのはお門違いです。

どういったことで支援するのかがあって、

最適な実践者が選ばれるからこそ

その人らしい暮らしに近づいて、

利用者が引き立つのです。

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