2014年3月30日日曜日

介護は作業ではありません!


28日の夜、芦屋の介護事業者協議会の研修でした。

参加者のほとんどがヘルパーさん、訪問入浴の方

一部、デイサービスの方やケアマネジャーさんがおられました。


オーダーは、対人援助の基本的なお話し+元気がでる感じ。


基本的なお話しで、元気が出るのかはわかりませんが、

要は、介護職は専門家なんです。


専門家は相手のことをちゃんとアセスメントして

相手のことを理解しようと努め、

相手にマッチした形で介護を提供する。

だから専門家なのです。

ただ入浴を介助する。着脱衣を行う。っていうんじゃないんです。


調理の専門家って、

食べる人のことを考えて

食材を選び、食材のことを考えて調理方法や味付け、

そして食器から盛り付け方に至るまで気を配るから専門家なわけですよね。

食べられるものを扱うわけだから、

適当にしても、食物には違いありません。

でも、それは専門家とは言わない。

だから、調理の専門家は

食材のことや調理方法の基本的な知識を学び

技術を磨くのですよ。


介護の専門家だって、

人に関する知識や、人と環境に関することを学び、

関わり方の知識を学び、技術を磨く。

そして相手の望むケアを提供する。

だから介護なわけで、

何も考えずにオムツ交換するのは、単なる作業です。

そこに思いがあり、専門性が加わるから介護といわれるのです。

そこんとこに近づいてくると介護って結構おもろいんです。

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