2016年12月19日月曜日

違和感ボックス


先日、NHK朝一に

大ヒット映画「君の名は」のプロデューサー

川村元気さんが出演されていた。


プロデューサーで作家・絵本作家等の肩書きを持ち、

創作的なことを仕事にしている方である。

その川村氏は、

日頃から「違和感」を大切にされているという。


町中を歩いていたり、電車に乗っていて

他の人のことや、物や風景で「変だな?」

と感じたことを覚えておくそうである。


頭の中に「違和感ボックス」というのが合って

その箱に入れていくそうである。


この「違和感」に気づくと言うことは大切だと思う。


ケアマネジャーがアセスメントをしているときに

クライアントの訴えの語りの中で「引っかかり」を大切にするのと似ている気がする。っ?

「なぜ?」「あれっ?」ということ。

例えば「ヘルパーさんに掃除してもらいたいの」って言う場合に

「はいはい、ヘルパーさんに掃除してもらいたいのね」と

そのまま受け止めずに、

「なぜ、ヘルパーさんに掃除してもらいたいのやろう?」と引っかけることです。


対人援助職者にも「違和感ボックス」は必須アイテムのように感じました。

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