2016年12月21日水曜日

「逃げ恥」がうける理由の一つ


昨晩、「逃げ恥」が最終回を迎えました。

連合いが「おもしろい」というので一緒に見ていて、

途中からは私自身もはまってみていました。


「逃げる恥だが役に立つ」というドラマ。

社会現象と言ってもいいだろうと思うくらいの人気で、

初回から視聴率も右肩上がりでした。

エンディングの「恋ダンス」も流行っていますが、

家事を労働としてみた場合の契約結婚という設定が

受けたのではないかと思っています。


最近でこそ、家事を当たり前に行う男性も増えては来ましたが、

それでもまだまだ多くの家庭で、女性がメインで担っているように思います。

この連綿と続いてきたジェンダーバイアスの課題の一つ、

介護問題でもまだまだ多くの課題を生んでいるように思います。


実は、介護を抱える家庭での問題でもあるのですが、

ケアマネジャー自身にとっても大きな課題といえます。

何故かというと、ケアマネジャー属性を考えるときに

かなりの割合で30~50代の女性が多く、

家事・育児をこなしながら働いている人が少なくないからです。


今後、「1億総活躍」というのであれば、

根本的にそこを解決する策を考えなければならないと感じています。

「逃げ恥」というドラマは「胸きゅん」で「おもしろい」

だけで流行っているのではないと感じますし、

そういう意味では、現代の必然とも思えます。


男性国会議員のどれくらいの方々が、普段から継続的に、

ルーチンとして家事をされているのか?

そのことも知らずに「女性の活躍できる社会」なんて口にしないでもらいたいものです。

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