神戸市手をつなぐ育成会さんの
「見守りTAI」フォローアップ研修でした。
手をつなぐ育成会は主に知的な障がいを持つ人たちの親御さんの会で、
自分の子どもだけでなく、同じ思いをもって育児や生活支援を志す会です。
「見守りTAI」は、他の支援者と連携しながら、
その支援が有効に働いているかを文字通り見守る役割を担う活動です。
身内である人が支援に入ると
「日常の様子」がよくわかっているので
必要な情報を得やすくアセスメントがしやすい反面
「身内意識」が前面に出てくると
支援する者の意見が優先され、自己決定が阻害されやすくなるという
弊害も懸念されます。
そういったことを意識しながら、
やはりバイステックが唱えた7つの原則は有効に働くと思います。
こういった原則を押さえておくと、
心理的な距離を適正に保ちやすくなります。
それは、親子という人間関係でも
ワーカーとクライアントという関係でも
同様のことがいえると感じています。
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