朝方に、面接が一つありました。
日本ではクリスマスが年末の一大イベントとなり、
恋人たちにとって、大切な日のようですが、
皆さんご存じのごとく、
イエス・キリストが生まれた日です。
私、クリスチャンホームに生まれたもので、
クリスマスは、やはりイエス様の誕生日というニュアンスが強く、
世間ほどミーハーな気分にはなれません。
ましてや、
キリストは十字架にかかるために
この世に生を受けた。
ということであるので、
ただただ、おめでたいという気分でもないのです。
そう、厳粛に祝う日であると思っています。
これは、私の生活歴の中で、
家族(父・母・兄)とキリスト教との関係性でできあがってきた価値観です。
さて、クライアントがさまざまな訴えをする背景にも
その人なりの生活歴があって、
その中で、その人特有の価値観(「こだわり」といってよい)ができあがっています。
これは、クライアントその人自身が明確に意識している場合もあれば、
知らず知らずのうちに作り上げてきた場合もあります。
支援者は、その人のこだわりを理解しつつ、関わる必要があります。
だからこそ丁寧なアセスメントが必要です。
クリスマスイブやクリスマスの日に、
「メリクリ」って感じで馬鹿騒ぎする気にはなれない稲松を
その手のパーティーに連れて行っても喜ばないのと、
家族との関係をストレートに取り戻せないのは
結構、同じようなロジックがあるのかもです。
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