2016年12月25日日曜日

聖なる夜に思うこと


今日はクリスマス。

朝方に、面接が一つありました。


日本ではクリスマスが年末の一大イベントとなり、

恋人たちにとって、大切な日のようですが、

皆さんご存じのごとく、

イエス・キリストが生まれた日です。


私、クリスチャンホームに生まれたもので、

クリスマスは、やはりイエス様の誕生日というニュアンスが強く、

世間ほどミーハーな気分にはなれません。

ましてや、

キリストは十字架にかかるために

この世に生を受けた。

ということであるので、

ただただ、おめでたいという気分でもないのです。

そう、厳粛に祝う日であると思っています。


これは、私の生活歴の中で、

家族(父・母・兄)とキリスト教との関係性でできあがってきた価値観です。


さて、クライアントがさまざまな訴えをする背景にも

その人なりの生活歴があって、

その中で、その人特有の価値観(「こだわり」といってよい)ができあがっています。

これは、クライアントその人自身が明確に意識している場合もあれば、

知らず知らずのうちに作り上げてきた場合もあります。

支援者は、その人のこだわりを理解しつつ、関わる必要があります。

だからこそ丁寧なアセスメントが必要です。


クリスマスイブやクリスマスの日に、

「メリクリ」って感じで馬鹿騒ぎする気にはなれない稲松を

その手のパーティーに連れて行っても喜ばないのと、

家族との関係をストレートに取り戻せないのは

結構、同じようなロジックがあるのかもです。

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