2012年3月17日土曜日

利用者さんのことを語る。。。

今日は、
神戸市ケアマネジャー連絡会の
施設ケアマネジャー研修で、
昨年の10月に引き続き(2回シリーズ)、
福井県立大学の奥西先生に来ていただきました。

前回は、アセスメントとプランニング、
今回は、モニタリング・評価がテーマでした。

稲松は、
合唱団の役員会があったために、
途中で抜けたのですが、

前半で、
受講生自身の関わっている利用者さんの
ことをグループで語る演習がありました。

ほとんどの方は、
持参されているサービス計画書をもとに語られていたようで、
ADLやどのようなケアが提供されているかをベースで語られていて、
「楽しい人で…」とか「頑固な人で…」「やさしい人で…」などの声は聞こえてきませんでした。

対人援助者として、客観的な情報を伝えようとされていたのかもしれません。
それは大切なことですが、
利用者さんの人となりをとらえるとき、
その人が、「どんな感じの人か」っていうことは重要です。

客観的な情報だけでなく、
その人の持つニュアンスやオーラについて、
もっと語ってもいいと感じています。
人と人との関係ですから、
そこんとこがないと、
冷たい感じがします。

3 件のコメント:

ぼんて さんのコメント...

私は、この三月いっぱいまで特養の介護職員のパートスタッフとして働いているのですが施設ケアマネージャーって特殊な仕事だなぁと思っていました。私の職場の施設ケアマネージャーは現場の仕事をした事のない人なので自分でもその事を気にしていましたが介護スタッフとの視点の違いが否めない…という感じです。
あんまり人に理解してもらえない苦悩があるのではないかなぁとおせっかいに観ています。

macoto さんのコメント...

親愛なる ぼんて様
コメントありがとうございます。

施設ケアマネジャーさんは大変だと思います。
まず、
制度が後押ししてない。
運営基準に「こんなことしてください。」と書いてあるのに、「兼務でいいですよ。」となっている。はっきり言って無理です。
また、「人件費はもともと報酬に含んでいます。」っていうけど、事業所サイドとしては実感がない。「専任で起かなければならない。でないと減算。」か「専任で配置したら加算」とするべきです。
また、法人や事業所のトップがケアマネジャーの役割を解っていない人が多すぎます。事業所内に「ケアマネジャーというのは利用者主体のためのマネジャーでケアを考えていくキーパーソンなんですよ。」ということ(ポジショニング)を周知しなければなりません。
ひどい話しです。

ぼんて さんのコメント...

あまり細かい事は知らなかったのですが、そのせいでケアマネージャーというより相談員のような存在になっているのですね。。。