2014年2月16日日曜日

「気づかせよう」というのは上から目線


今日は、

昨日に引き続き主任介護支援専門員研修。

Cコースの7日目。

対人援助監督指導・事例研究事例指導の方法を

“気づきの事例検討会”を用いて演習する2日目。(全体の7日目)


昨日の午後からDVD教材による型を学ぶところです。

昨日は、事例の紹介部分を見ました。

本日は、検討部分、質疑応答部分です。

途中で何回かDVDを止めて演習をするのですが、

グループワークの中で気になる会話が、

「事例提供者に気づかせるような質問って難しいね」

といった類いの話しです。


“気づきの事例検討会”は、検討者の質問によって

提供者(参加者も)気づきを得ることが起こりますが、

「気づかせよう」と意図して質問をするのとは少し違います。


「気づかせよう」と思うということは、

自分の考え方が正しいので、

そのことについて「気づかせよう」と感じているからです。

事例に関することは、提供者しかわかりません。

自分が考えたことは、あくまでも仮説であって盛会ではありません。

自分の仮説を検証するために質問をするのであって、

「気づかせよう」ではありません。


自分の心の中に「気づかせよう」が芽生えた時には

大抵、上から目線になっていると思います。

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