2014年2月23日日曜日

一つの素材の中に固いところも柔らかいところも必要


今日、

朝のTVで「がっちりマンデー」を見ていたら、

新日鉄住友が取り上げられていました。


その中で、鉄道の車輪を作っているところを放映されていました。

全国シェア100%にも驚きましたが、

鉄道の車輪で、線路に接する部部は固く鍛えられていて、

内側(車輪の中心に近い)部分は柔らかいままにしているそうです。


素人考えで、強度のことを考えると、

全体を固くした方が良いように感じるのですが、

全体を固くしてしまうと、衝撃等の力を逃すことができず

壊れてしまうそうです。

内側の部分が柔らかいことで緩衝剤の役割をしているとのことでした。


人も同じようなことが言えそうです。

固い(融通性のない)考えだけで生きていこうとすると、

様々な外部刺激によるストレスに対応できずに、

心が壊れそうになり、

やがて体にも影響が出るようになります。


だからといって、譲れない部分まで譲ってしまうと

自分らしさが失われます。

この辺りのバランスが難しいのだと思います。


新日鉄住友の技術者が試行錯誤を繰り返されたように、

生きていく中で、試行錯誤を繰り返すしかないのかもしれません。

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