2014年4月12日土曜日

モニタリングという責任


介護支援専門員の実務研修・更新Bの後期3日目。

最期のコーナー、モニタリングについての講義・演習をメインで担当しました。


モニタリングは、

ケアマネジメントプロセスで「終了」を除くと、

色々なテキストでも最後に出てきます。

各プロセスを「インテーク」から順番に解説すると

最期の方に登場します。

ところが、ケアマネジメントサイクルといわれるように、

モニタリングは再アセスメントにつながる部分であるために

ぐるぐると回っていくサイクルの起点となります。


一つのサイクルを見てみると

「アセスメント」によってニーズを明確にし、

目標を立てて、「ケアプラン作成」し、

チームで共有して「実行」していきます。

そして、

「モニタリング」でそのケアの実行状況をチェックします。

そう、ケアが計画通りに提供されているのか監視し、

ケアによってクライアントの生活が目標に見ているのか評価・確認し、

計画通りに進んでいないとき、状況に変化が見られた時に

ケアの方針や計画を修正する意味合いがあります。

言い換えると、実践してきたケアに対する責任です。


一つのサイクルの確認をする責任と、

支援を前に進めて継続していく責任の両方の意味が

「モニタリング」であると考えています。

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