2014年4月9日水曜日

「伝える」と「伝わる」


今日は、

介護支援専門員更新B・再研修の

後期2日目の演習でした。

実習の宿題で皆さんケアプランを立ててこられたのですが、

そのプランをアセスメント情報をもとに

グループで検討しました。


グループワークの感想では、

「自分しか知らないケースのことを

他者に伝えるのは難しかった。」

というのが多数ありました。


自分の敷いていることを「伝える」という行為は簡単にできます。

自分が持っている情報を出せばよいのですから、

ただし、「伝わる」というのは相手方が、

こちらが意図したように理解してくれるかということになります。


「伝える」主体はこちら側ですが、

「伝わる」の主体はあちら側なのです。

コミュニケーションの根幹の部分ですが、

そのこと自体が「難しいことなのだ」と気づいていただければ、

研修も無駄ではなかったと思います。


が、その気付きによって実践が変化しないと

研修の目的としてはアウトなのかもしれませんが!

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