大阪市住吉区の居宅介護支援事業者部会
主任ケアマネのつどいに呼んでいただきまして、
2時間ほどストレスマネジメントのお話しをしてまいりました。
ストレスは、ストレッサー(刺激)によって引き起こされる
「心身のひずみ」と考えてもらえればよいのですが、
違う言い方をすれば、
刺激に対応しようとしてエネルギーが偏ってバランスを失った状態
もしくは、エネルギーが枯渇してきた状態とも言えます。
ここで起訴付けたいことは、
「心身」というように心にも身体にも表れるという点です。
また、引き起こす刺激には物理的なもの心理的なものとがあって、
物理的なものは気温や湿度、騒音や臭いといった
環境に起因するものが多く、個人のスキルだけでは対応困難なことが多いです。
心理的な場合は、通常、
刺激 → 評価 → 反応
という具合にストレスが発生してきます。
評価とはストレッサーに対してどのような評価をするか。
つまり、自分で対応可能かどうか、どれくらいの脅威となるのか。
といった評価です。
ストレスの流れが反応、すなわちストレスをすでに感じている。
もしくはダメージを受けている場合、
リラクゼーションやストレッチ等は結構効き目があります。
ストレッチは体操のようなものですから取り組みやすいのですが、
リラックスする、、、どうするの、、、要するにボーっとできるかです。
これがなかなか難しい。
ボーっとしようとすると、
「ボーっとしなければ」って考えてしまい、
結局ストレッサーに捉われてしまうことが多いからです。
では、どうするのか、、、そんな時は、
ボーっとすることを考えるより、
自分の好きなことに熱中するとか、
好きなことを考える方が有効だと思います。
ストレッサーに向き合って集中しているエネルギーを
違う方向に向けてバランスが取れるからです。
ただし、ダメージを受けすぎてエネルギーが枯渇してきたときには
休息しか手立てがないことも知っておいてください。
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