2014年4月18日金曜日

ボーっとするのは難しい。


今日は、

大阪市住吉区の居宅介護支援事業者部会

主任ケアマネのつどいに呼んでいただきまして、

2時間ほどストレスマネジメントのお話しをしてまいりました。


ストレスは、ストレッサー(刺激)によって引き起こされる

「心身のひずみ」と考えてもらえればよいのですが、

違う言い方をすれば、

刺激に対応しようとしてエネルギーが偏ってバランスを失った状態

もしくは、エネルギーが枯渇してきた状態とも言えます。

ここで起訴付けたいことは、

「心身」というように心にも身体にも表れるという点です。


また、引き起こす刺激には物理的なもの心理的なものとがあって、

物理的なものは気温や湿度、騒音や臭いといった

環境に起因するものが多く、個人のスキルだけでは対応困難なことが多いです。


心理的な場合は、通常、

刺激 → 評価 → 反応 

という具合にストレスが発生してきます。

評価とはストレッサーに対してどのような評価をするか。

つまり、自分で対応可能かどうか、どれくらいの脅威となるのか。

といった評価です。


ストレスの流れが反応、すなわちストレスをすでに感じている。

もしくはダメージを受けている場合、

リラクゼーションやストレッチ等は結構効き目があります。


ストレッチは体操のようなものですから取り組みやすいのですが、

リラックスする、、、どうするの、、、要するにボーっとできるかです。

これがなかなか難しい。


ボーっとしようとすると、

「ボーっとしなければ」って考えてしまい、

結局ストレッサーに捉われてしまうことが多いからです。

では、どうするのか、、、そんな時は、

ボーっとすることを考えるより、

自分の好きなことに熱中するとか、

好きなことを考える方が有効だと思います。 

ストレッサーに向き合って集中しているエネルギーを

違う方向に向けてバランスが取れるからです。


ただし、ダメージを受けすぎてエネルギーが枯渇してきたときには

休息しか手立てがないことも知っておいてください。




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