2014年4月3日木曜日

その人の力を見る


NHKの朝の連ドラが、

「ごちそうさんん」から「花子とアン」に変わりました。

「赤毛のアン」の翻訳をした村岡花子さんの物語です。

ドラマではまだ子ども時代の花子、舞台は山梨県甲府。


貧しい小作農のうちに生まれた花子。

学校にも行けずに、野良仕事や子守りをする働き者の少女。

ただ、父親が買ってきた絵本を見て

字も読めないのに目を輝かせる花子。

その様子を見て父親は、

花子に学ぶことに対する意欲とセンスがあることに気づき、

学校に通わせます。


その人の力を見出す。

ストレングスを見つけ、引き出す。

そう、エンパワメント。


クライアントの力を見つけようとするならば、

その人独自の部分を見なければなりません。

そこには「個別化の原則」の重要性が潜んでいます。

世界に一人しかいないその人の良さに気づくこと、

これがエンパワメントの初めの一歩です。


「世界に一つだけの花」という歌がありますが、

人だってそうだと思いませんか?

云い小懸命に生きていこうとする部分に

寄り添い、サポートしていこうとするときに、

その人の力をしっかりとみて、支えることをしなければならないと感じています。

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