兵庫県介護支援専門員協会東播磨エリアの研修会に
和歌山県の崎山賢士さんが来てくださいました。
テーマは「地域ケア会議開催の意義の理解とその展開」
崎山さんは厚生労働省の「地域ケア会議コーディネーター研修企画委員」でもあります。
その資料の中より、
「地域包括ケア」とは
なぜ「包括ケア」の前に「地域」という言葉がついているのか?
・地域包括ケアの目的は「在宅生活」ではなく「地域生活」
・介護保険サービスを利用して「在宅生活」ができること=「地域生活」ではない。
・「地域生活」とは、要介護状態になる以前の地域との「かかわりや信頼関係」を継続できるような生活状態。
・「地域包括ケア」が目指すものとは、「治療とケア」だけではなく、本人の「かかわりや信頼関係」を維持・発展するための「相互間で連携、提携、協力」が必要。
(「平成25年3月山梨県福祉保健部長寿社会課 地域包括ケア推進研究会 地域ケア会議推進のための手引き」 参考)
一番冒頭のスライドにあげられていたこの内容は、
「地域包括ケア」や「地域ケア会議」を論じる以前に
ケアマネジメントにおいても重要な考え方だと思っています。
崎山さん、ありがとうございました。
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