2017年1月10日火曜日

待つことに使うエネルギーが必要!


昨晩、テレビで「初めてのお遣い」を観て、

うるうるになっていたのですが、

この番組観てていつも「子どもの力ってすごいねぇ」って思います。

泣きながら、何回も戻ってきても、チャレンジして、ミッションを成し遂げます。


昨夜のも、大人の人とお話しするのが苦手な女の子が

ちゃんと道を尋ね、欲しい商品を伝え、

帰りに予定にはないバルーンアートの人形も

ちゃんと自分でアピールしてもらっていました。


大人が目標を与えて、期待して、信頼していると

子どもはちゃんと応えてくれます。


大人同士になると、こういう関係がなくなってくるように感じました。

まぁ、コーチングの手法ではこういうことを行いますが、、、



今日、介護支援専門員の専門研修Ⅱの演習でした。

事例を振り返りながら、ケースの研究を行おうという内容ですが、

利用者の力を見ようとしないケースが多いこと。

目標があっても、クライアントに期待しない、加えて信頼が薄い。

これでは、クライアントのエンパワメントなんて無理ですよ。


「何でかな?」と考えた。

一つひらめいた。

初めてのお遣いでは、親もエネルギーを使っている。

だって、4歳や5歳の子どもを1人で大人の世界に掘り出すのだから、

気が気じゃないはらはら、どきどき、その心労たるや半端ない。

でも、そうして耐えて、待つから子どもは成長(行動変容)する。

クライアントの支援者は、その部分のエネルギーをけちっているのかもしれない。


対人援助を考えるときに、自立を目指すのであれば

エネルギーをめいっぱい使って待つことはとても大事なことのように思いました。

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